複雑な関係性や構造を絵や図でまとめることが出来るため理解の補助機能を果たします。要約されることで情報接種の時間短縮も可能です。　　

　厳密性の高い議事録とは異なり記録者による情報の再編集が行われることで参加者が新たな気付きを得ることが出来ます。会の終了後にも記録がその場に残るため、記憶の新しい時に参加者同士での振り返りや意見交換ができます。

　イベントや会議は声の大きな人の意見が記憶に残りやすいですが、グラフィックレコーディングは場において意味のある発言が描かれていくため公平に発言が記録に残されます。参加者全員で作り上げた成果物として記録が残るため場に共創間が生まれます。

　イラストや図で分かりやすく表現できるため会議やイベントの議事録の役割にとどまらず新たな分野を学び始める人への導入教材としても効果を発揮します。分野や関心の違う人、知識がまだ浅い人への通訳のような役割を果たします。